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例)トマト

ビタミンDの主な作用は、腸管や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進し、骨の形成と成長を促すことである。

食品からの摂取以外にも、日照によって紫外線を浴びることで、皮膚においてもビタミンDは産生される。

欠乏すると、カルシウムの吸収が低下し、低カルシウム血症となる。その結果、小児ではくる病、成人では骨軟化症の発症リスクが高まる。また、長期にわたって不足すると、特に高齢者において、骨粗鬆症性骨折のリスクが高まる。

過剰摂取は、高カルシウム血症、腎障害、軟組織の石灰化障害などをもたらす。

表記についての解説

ビタミンDの食事摂取基準
性別 男性
年齢 目安量(μg) 耐容上限量(μg)
0〜5 (月) 5 25
6〜8 (月) 5 25
9〜11 (月) 5 25
1〜2 (歳) 2 20
3〜5 (歳) 2.5 30
6〜7 (歳) 3 40
8〜9 (歳) 3.5 40
10〜11 (歳) 4.5 60
12〜14 (歳) 5.5 80
15〜17 (歳) 6 90
18〜29 (歳) 5.5 100
30〜49 (歳) 5.5 100
50〜69 (歳) 5.5 100
70以上 (歳) 5.5 100

ビタミンDの食事摂取基準
性別 女性
年齢 目安量(μg) 耐容上限量(μg)
0〜5 (月) 5 25
6〜8 (月) 5 25
9〜11 (月) 5 25
1〜2 (歳) 2 20
3〜5 (歳) 2.5 30
6〜7 (歳) 3 40
8〜9 (歳) 3.5 40
10〜11 (歳) 4.5 60
12〜14 (歳) 5.5 80
15〜17 (歳) 6 90
18〜29 (歳) 5.5 100
30〜49 (歳) 5.5 100
50〜69 (歳) 5.5 100
70以上 (歳) 5.5 100
妊婦初期 7 -
妊婦中期 7 -
妊婦後期 7 -
授乳婦 8 -

推定平均必要量

半数の人が必要量を満たすと推定される量。摂取不足の回避を目的として定めた。

推奨量

ほとんどの人が必要量を満たす摂取量として、推定平均必要量を用いて算出した。

目安量

科学的根拠が足りず上記2つを設定できなかった場合に設定した数値。一定の栄養状態を維持するのに十分と推定される量。

耐容上限量

過剰摂取の回避を目的として設定。科学的根拠が得られない場合は設定していない。

目標量

生活習慣病予防のための数値であり、実行可能性を重視して設定されている。

科学的根拠の乏しさなどを理由に算定していない、できていないものも多いが、それは、欠乏や過剰が健康障害をもたらさないことを保障するものではない。

摂取の単位は「1日当たり」であり、これは、習慣的な摂取量の基準を与えるものである。

健康障害は習慣的な過剰や欠乏によって引き起こされるため、長期的、習慣的な観点で摂取量を捉えることが重要である。

その他の注意事項

出典

日本人の食事摂取基準(2015年版)