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例)トマト

カリウムは、体液の浸透圧を決定する重要な因子である。神経や筋肉の興奮伝導にも関与している。

健康な人において、下痢、多量の発汗、利尿剤の服用の場合以外は、カリウム欠乏を起こすことはまずない。

腎機能が正常であり、特にカリウムのサプリメントなどを使用しない限りは、過剰摂取になるリスクは低いと考えられる。

カリウムの摂取は血圧低下、脳卒中予防につながるという報告がある。また、ナトリウムの尿中排泄を促す効果もあるため、摂取が推奨される。

表記についての解説

カリウムの食事摂取基準
性別 男性
年齢 目安量(mg) 目標量(mg)
0〜5 (月) 400 -
6〜8 (月) 700 -
9〜11 (月) 700 -
1〜2 (歳) 900 -
3〜5 (歳) 1100 -
6〜7 (歳) 1300 1800以上
8〜9 (歳) 1600 2000以上
10〜11 (歳) 1900 2200以上
12〜14 (歳) 2400 2600以上
15〜17 (歳) 2800 3000以上
18〜29 (歳) 2500 3000以上
30〜49 (歳) 2500 3000以上
50〜69 (歳) 2500 3000以上
70以上 (歳) 2500 3000以上

カリウムの食事摂取基準
性別 女性
年齢 目安量(mg) 目標量(mg)
0〜5 (月) 400 -
6〜8 (月) 700 -
9〜11 (月) 700 -
1〜2 (歳) 800 -
3〜5 (歳) 1000 -
6〜7 (歳) 1200 1800以上
8〜9 (歳) 1500 2000以上
10〜11 (歳) 1800 2000以上
12〜14 (歳) 2200 2400以上
15〜17 (歳) 2100 2600以上
18〜29 (歳) 2000 2600以上
30〜49 (歳) 2000 2600以上
50〜69 (歳) 2000 2600以上
70以上 (歳) 2000 2600以上
妊婦初期 2000 -
妊婦中期 2000 -
妊婦後期 2000 -
授乳婦 2000 -

推定平均必要量

半数の人が必要量を満たすと推定される量。摂取不足の回避を目的として定めた。

推奨量

ほとんどの人が必要量を満たす摂取量として、推定平均必要量を用いて算出した。

目安量

科学的根拠が足りず上記2つを設定できなかった場合に設定した数値。一定の栄養状態を維持するのに十分と推定される量。

耐容上限量

過剰摂取の回避を目的として設定。科学的根拠が得られない場合は設定していない。

目標量

生活習慣病予防のための数値であり、実行可能性を重視して設定されている。

科学的根拠の乏しさなどを理由に算定していない、できていないものも多いが、それは、欠乏や過剰が健康障害をもたらさないことを保障するものではない。

摂取の単位は「1日当たり」であり、これは、習慣的な摂取量の基準を与えるものである。

健康障害は習慣的な過剰や欠乏によって引き起こされるため、長期的、習慣的な観点で摂取量を捉えることが重要である。

その他の注意事項

出典

日本人の食事摂取基準(2015年版)