調べたい食品名や栄養素を入力
例)トマト

人体中のヨウ素の70~80%は甲状腺に存在し、甲状腺ホルモンを構成する。

甲状腺ホルモンには、生殖、成長、発達等の生理的プロセスを制御し、エネルギー代謝を高める機能がある。また、胎児の脳、末梢組織、骨格などの発達と成長を促す機能もある。

ヨウ素の欠乏は甲状腺機能を低下させ、妊娠中の場合、死産、流産、胎児の甲状腺機能低下、などをもたらす。

通常の食生活では問題ないが、大量にヨウ素を摂取すれば、甲状腺ホルモン合成量が低下し、軽度の場合には甲状腺機能低下、重度の場合には甲状腺腫が発生する。

表記についての解説

ヨウ素の食事摂取基準
性別 男性
年齢 推定平均必要量(μg) 推奨量(μg) 目安量(μg) 耐容上限量(μg)
0〜5 (月) - - 100 250
6〜8 (月) - - 130 250
9〜11 (月) - - 130 250
1〜2 (歳) 35 50 - 250
3〜5 (歳) 45 60 - 350
6〜7 (歳) 55 75 - 500
8〜9 (歳) 65 90 - 500
10〜11 (歳) 80 110 - 500
12〜14 (歳) 100 140 - 1200
15〜17 (歳) 100 140 - 2000
18〜29 (歳) 95 130 - 3000
30〜49 (歳) 95 130 - 3000
50〜69 (歳) 95 130 - 3000
70以上 (歳) 95 130 - 3000

ヨウ素の食事摂取基準
性別 女性
年齢 推定平均必要量(μg) 推奨量(μg) 目安量(μg) 耐容上限量(μg)
0〜5 (月) - - 100 250
6〜8 (月) - - 130 250
9〜11 (月) - - 130 250
1〜2 (歳) 35 50 - 250
3〜5 (歳) 45 60 - 350
6〜7 (歳) 55 75 - 500
8〜9 (歳) 65 90 - 500
10〜11 (歳) 80 110 - 500
12〜14 (歳) 100 140 - 1200
15〜17 (歳) 100 140 - 2000
18〜29 (歳) 95 130 - 3000
30〜49 (歳) 95 130 - 3000
50〜69 (歳) 95 130 - 3000
70以上 (歳) 95 130 - 3000
妊婦初期 +75 +110 - 2000
妊婦中期 +75 +110 - 2000
妊婦後期 +75 +110 - 2000
授乳婦 +100 +140 - -

推定平均必要量

半数の人が必要量を満たすと推定される量。摂取不足の回避を目的として定めた。

推奨量

ほとんどの人が必要量を満たす摂取量として、推定平均必要量を用いて算出した。

目安量

科学的根拠が足りず上記2つを設定できなかった場合に設定した数値。一定の栄養状態を維持するのに十分と推定される量。

耐容上限量

過剰摂取の回避を目的として設定。科学的根拠が得られない場合は設定していない。

目標量

生活習慣病予防のための数値であり、実行可能性を重視して設定されている。

科学的根拠の乏しさなどを理由に算定していない、できていないものも多いが、それは、欠乏や過剰が健康障害をもたらさないことを保障するものではない。

摂取の単位は「1日当たり」であり、これは、習慣的な摂取量の基準を与えるものである。

健康障害は習慣的な過剰や欠乏によって引き起こされるため、長期的、習慣的な観点で摂取量を捉えることが重要である。

その他の注意事項

出典

日本人の食事摂取基準(2015年版)